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時流 [雑感]

 かっこいい父親というのは難しい時代になったのかなと思います。昔はよく背中をみせるといわれた。しかし今は父親も変化を求められているように思います。家族が力を合わせたり支えあって助けられるようなコミュニケーション力も求められているのかもしれない。男性にも女性にも父親的役割と母性の役割の両方が必要なのだと思います。
問題は父性の役割が今とても難しい時代なのではないかということ。

 今、大阪豊中市にある森友学園の国有地格安払下げ(大阪だけでなく他にも同じようなケースがあるようです)を巡って国会も巻き込む大きな問題になっていますが時流ということを強く考えさせられました。
なぜ森友学園の建設が特別な扱いを受けたでしょう。わたしはこういう小学校、ひいては中学さらに上級学校の建設を日本に必要と考える人達の力、政治家抜きには考えられないと思います。安倍首相も首相夫人もこの幼稚園の教育を素晴らしいとほめたたえています。幼稚園で教育勅語を素読させたり、「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改め、歴史でうそを教えないようにおねがいします」「安保法制国会通過良かったです」などと運動会の選手宣誓で発言させているなどこれが幼稚園児が本当に考えることなのでしょうか。 
 おりしも自民党は首相を三期続投してもよいという党則を決めたそうです。
 時の流れ、動きが世界中なぜか怪しく思われます。「日本に恐ろしい大きな戦争が迫りくる」(副島隆彦著、講談社、2015年出版)という本を昨年読んだことがありました。そのときは書かれている内容をあまり信じたくありませんでした。しかし、ニユースに接しながら日ごろ感じていること、世界の動き、何が起こっているのか、どんな力が働いているのかを理解するのにとても参考になりました。でもこんなときほど、冷静な思考が必要だと思います。


 父性と母性は現実の父親母親ではなく、広辞苑では父性を父として持つ性質と書いていたりしますが良しあしとか規範とか物事を分ける働きであり、母性は逆にすべてを同じものとして保護する働きで、人の社会には父性と母性の両方が同時に必要なのだと思います。それは一人ひとりがみな違い、国や集団も、状況もすべてが同じではなく異なるがゆえに、良し悪しなどを区別することと受容し保護することはどの生命にとっても必要なことです。
 日本は長いこと母性的性格の強い社会といわれてきましたが、今はどうでしょうか。超父性社会になっているのではないでしょうか。
その超父性社会を維持するための精神的機構が戦前の超国家主義教育の復活なのだと思います。教育の問題は簡単ではないので別の機会にゆずりたいと思います。

 
 


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gonntan

「果たし合いの場に出る侍のような気持ち」だと言いながら
見苦しく言い訳し、さらに今の都知事を批判までするような方が
仮にもこの国の首都のトップだったくらいですから><
父性社会に憧れながらそうでない現状を苦々しく思う人たちが
ウルトラ父性社会建設へと突き進もうとしてるのかなぁ、とも思います。
父性が不正に作られないことを願うばかりです。
by gonntan (2017-03-07 22:01) 

BrerRabbit

>広辞苑では父性を父として持つ性質・・母性は逆にすべてを同じものとして保護する働き
調べたこともなかったです。
頭の片隅にあるので聞き間違いかもしれませんが、
人間は生命が誕生した時は女性として生まれそこで道が別れ男性となるかそのまま女性になるかなのだと、であれば全てを同じものとして保護する性質を男女共に持って生まれてくると考えられるのですが
どうやら聞き間違いであったのでしょうね、今を見る限り。
by BrerRabbit (2017-03-09 18:44) 

風船かずら

gonntan様 BrerRabbit様、コメントありがとうございます。父性とか母性とかはその人、その人がもっている善悪とか本当のこととか嘘とかを区別して生活する働き、母性は逆にすべてを受け入れ認める働きという風に私は解釈してきましたが、父性も母性も現代社会のなかで難しい選択を迫られているように思います。
生命が誕生したとき女性として生まれるということ知りませんでした。すべてを保護する働きは男であれ、女であれ人間の基本にある働きだとおもいますね。

by 風船かずら (2017-03-11 09:05) 

majyo

国の存在を父性、母性とは考えていませんでしたが
この幼稚園教育を賛辞するこの国のトップに驚くと共に
そのトップを3期続けて指名するこの党にも
かつての自民党の姿は無いです。
超国家主義は今確実に広がっています。
戦後に生れ、自由にもの申せた事が嘘のような時代に入りそうです。
危険水域に入りました。
韓国のようになりたいです


by majyo (2017-03-11 21:08) 

風船かずら

majyo様、どうも私はいつも単刀直入に言えばいいところが回り道になってしまいます。一番気になっていることは個人が国を形成するのではなく、国が個人の在り方を決める方向に政治の方向が進むことへの危惧です。教育勅語などはその最たるもので、天皇中心主義、国家による統制がどういうところに行き着いたか、どういう結果をもたらすか学んでいるはずですよね。でも為政者は上から統治するほうが楽ですからそれに頼りたいのですね。聞く耳など持たないのですが、ここは主権者である国民がしっかり考えなければならないのだと思います。
by 風船かずら (2017-03-14 17:05) 

momotaro

男性女性と言うと性的差別と言われて語りにくいですが、父性母性なら語れますね。
今は家庭内では父性が弱くなり、反面、社会は極端に父性化していますね、
大変意義ある切り口と思いました。
by momotaro (2017-03-20 05:47) 

風船かずら

momotaro様、コメントありがとうございます。男、女ならわかりやすいですが、父性、母性というととてもむずかしいですね。社会をよい方向に前進させたり、人間にとっての理想の追求とかが父性に期待される働きだとすると、とても一人ひとりが見出しにくいのではないかと感じます。でも考え続けなければならないことではないでしょうか。
by 風船かずら (2017-03-27 14:09) 

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