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現実と主観を考える [雑感]

 昨日はいくつか所用があって駅まで。朝体操と日中の健康教室と合わせて一万歩を軽く超えましたが、急に運動しすぎもどうかなと感じるところもあります。この日増加の一途をたどっていた体重が40キロ代に、二キロくらい減量していることは喜ぶべきことなのでしょうか。

 本やさんで3冊文庫本を買ってしまいました。買わないようにしているのですが。日本会議に関した本と「漱石の思い出」いまテレビドラマで放映中です。読まなくちゃとか読みたいとかいう本がどんどんたまってしまって追いつきません。家の中も少しずつかたずけてはいるもののちっとも進んでいる感がありません。あと一月もしたらすっきりしていたいのですが!
 
 現実と主観の間にはつねに大きなギャップがあると思います。現実を人間の営みをふくむ宇宙のあるままの推移、因となり果となる真理と考えると、人間の主観(自分)は自分勝手な認識や思い込みですから、自分の願いや思うところと現実とのずれや遊離が付きまといます。そして主観は常に物事の真理にうち負かされます。そのたびに自分勝手な主観によらず、自然の理、真理に自分を添わせる以外にないことを思い知らされます。
 
 安倍首相の所信表明演説がありました。その内容をニュースでちょっと聞いただけでよく確かめていないのですが、聞いてもあまり心にしみないから、じっくり聞く気持ちになれないです。
 気になったのは、民主党の蓮舫さんのアベノミクスの検証が必要ではないかという質問に安倍総理が民主党時代の悪口で答えていたことでした。それでは議論にはなりません。

 総務省の8月の家計調査によると一世帯当たりの消費支出は物価変動を除いた実質で前年同月比で4.6%の減少、12月連続のマイナスだそうですが、それは消費できる所得の減少をあらわしているのではないでしょうか。
 
 安倍総理がアベノミクスの成果として雇用の改善をあげていますが、その内容を見ると非正規、不安定雇用の増大で、雇用や働き方がよくなっている実感はありません。先日のNHKで取り上げていた人口減少と消える自治体の不安では、豊島区の場合、区内に流入する人口の大半が20代から30代の若者、年収200万円くらいで将来家庭を持つことが難しいといわれます。そうなると
区が成り立たなくなる心配に直面しています。それは豊島区だけの問題ではなく東京全体、地方自治体でも同じ問題をかかえているということでした。 
 
 
 こうした数字をあげるまでもなく、すべての人とは言わないまでも、国民の少なくない人がアベノミクスは本当にうまくいっているのか、確かに将来に国民に安心をもたらすことができる政策なのかを心配しているのではないでしょうか。

 経済にとどまらず、本当の安心や豊かさはなにかを考えなければならない時期ではないかと思うのですが、そういう時、国の運命を左右する重い立場の総理には、一層の謙虚さが必要だろうと思います。自信に満ちた信念(思い込み)や情念だけに頼るのは危険です。現実と主観ということを考えさせられました。主観は現実の前で打ち負かされることが多いのですから。